ダイチに通う生徒さんで、漫画家デビューされた生徒さんにインタビューしてみました!
学校探しや無料体験を迷われている方も、色々な方の意見を参考にしてみてください!
ペンネーム「はにみ」さん
▼ いつ頃からマンガ家を目指しはじめましたか?
子どもの頃から絵を描くのが好きで、なんとなく「マンガ家になりたいな」という気持ちがありました。どこかで明確に誰かの影響を受けたわけではなく、自然にぼんやりとなりたいと思っていました。皆さんと同じように「マンガ家さん」に憧れていたんだと思います。
そのうち20歳までにマンガを投稿したいという目標が出てきて、19歳のときに投稿した作品で賞をいただきました。そこから担当者さんがついて、人に見せるためのネームを描いたり、投稿用の作品をたくさん作るようになりました。
▼ 受賞前まではどのように活動されていましたか?
実は初めて本格的に描いたのが19歳の時の投稿作で、それまでは同人誌などを作るわけでもなく友達と楽しく絵を描くだけでした。
マンガの描き方を知らなかったわけではなく、それまで自分で調べたり、少女マンガ誌でも描き方を紹介されていたりしていたのである程度は知っていました。
▼ ダイチを知ったきっかけはなんですか?
学生のときからマンガの投稿を始めたのですが、社会人になってからは仕事が大変だったこともあり、良い作品が作れなくなった時期がありました。
生活も変わり煮詰まっていた感じがしたので、誰かに頼った方がいいと思いマンガの学校を探し始めた時に、daichiのことを知りました。
▼ 多くの漫画学校の中からdaichiを選んだ理由は?
仕事帰りに通えそうな立地が良かったのと、体験レッスンで知りたいことがちゃんと学べるところだなと思ったので決めました。
投稿も続けていたので土日は作業に当てたかったこともあり、平日の夜に通えるのは魅力的でした。
▼ daichiではどのコースを選びましたか?
マンガは描いていましたが習うのは初めてなので、すべてをしっかり学べそうなマスターコースに1年通いました。そこでテクニックを確立できたので、その後はフリーコースでしっかりアドバイスをもらっています。
▼ マスターコースはどうでしたか?
知識やテクニックだけでなく、先生が長くプロをされていたので、先生自身の経験や知識をもとに「こうしたらもっと速く描けるよ」といった実践的なことを教えてもらいました。生徒さんそれぞれの実力に合わせて教えてくださることもとても良かったです。
▼ 具体的にはどんなところが役に立ちましたか?
マンガを習い始める前は若い男女やかわいい女の子しか描けなかったんですけど、人物の描き分けを習って、お年寄りや筋肉質な人も描けるようになりました。そういう人たちを描く楽しさも分かるようになりました。
▼ 授業の雰囲気はどうでしたか?
私は学院長から習ったのですが、授業自体がとっても面白く、親しみやすく明るい雰囲気をいつも出してくれて、楽しかったです。
▼ フリーコースはどうですか?
生徒さんは年齢も幅広く、性別も関係なく色々な人がいらっしゃいます。
自分が知らないことを知っている人もたくさんいるので、周りの人からも知識が得られたり、授業中にもコミュニケーションを取り合ったり、とても有意義で楽しいです。
人と話すことで新しいアイデアが湧いたり、リフレッシュや刺激になったりするので、一人で原稿を描くよりもモチベーションアップになるのが一番大きいですね。
ここに通い始めてできた友達と同人活動を始めて、良い印刷所を教えてもらったりなど、情報収集や共有にもとても良いと感じています。
▼ daichiに来て良かったことはなんですか?
友達がたくさんできたことです。
人に会って話ができるし、困ったことを相談したり、一人ではできないことが色々できて可能性が広がります。
自分とは全く違う人生を送ってきた人の話を聞いたり、生徒同士で情報交換をできることが一番の収穫です。
一人でマンガを描いていたら同人活動もしていなかったかもしれません。活動の幅が狭いままだったと思います。
▼ 作品を描くときに大切にしていることは?
自分の作品に対して人に聴かれた時に「分からない」と言わないことです。
「ここってなんでこうなの?」とか「ここってどういう意味?」と聞かれたときにいい加減に流したりせず、全部答えられるようにしています。
そうすると、シーンごとのキャラクターの心情の動きをしっかり追うようになり、「このシーンではこういう感情だからこういう行動を取っている」と話に矛盾が無くなってきます。
▼ 作品を描くときのクセや悩むことはありますか?
セリフが多くなってしまう癖があるので、その点に注意しています。
自分でもセリフが多いと思うし、人からも言われちゃいますね。
うまくいくときはあまり手直ししなくても良いのですが、ダメなときはいくらやってもしっくりこなかったりしますね。
▼ マンガ家としての今後の目標を教えてください。
今は会社員として働きながらマンガを描いていてので、どちらか片方に絞るのは難しくうまく、折り合いをつけています。
部屋で一人で原稿を描いていても何も思い浮かばないけれど、出勤中にふとアイデアが降ってくることもあるので、「マンガ家だけ」って絞ってしまうのも意外と良くないのかなと思います。
連載を持って単行本を出して食べていく、という今までの「マンガ家」のイメージと、実際のマンガ家としての仕事が少し違ってきている中で、何ができるのかを考えつつ、色々な人と関わって色々な面白いことをやっていきたいと思っています。
▼ 最後に、daichiを検討している方へ一言メッセージをお願いします。
私はここの教室に通い始めて「人と話すことがこんなに楽しいんだ」ということを知ったし、授業とは一見関係ないことが、作品制作に役に立ったりもしました。
視野を広く持ち、リラックスして色々な情報を取り入れることが良い作品作りの近道になると思います。daichiは私のマンガにとって、とても大きな存在です。
なので少しでもマンガに興味がある方は通ってみてはいかがでしょうか?
私自身が色々な人のアイデアや誘いに乗って多くのことを経験したので、教室に通うことで自分では思いつかないようなことが身につけられました。
きっと皆さんも良い作品が作れるようになりますよ!
インタビューのご協力をありがとうございました。